OGURIをあるく 〜小栗上野介をめぐる旅〜第1回 プロローグ(倉渕編【1】)文・写真 藤野浩章
ヴェルニー公園の目の前にある米海軍横須賀基地。そこにいくつかあるドックのうち、基地に向かって一番右側にある1号ドックは1871年の完成。今から150年余り前に建造されたものだが、今も現役で使用されている。
このドライドックをはじめ、郵便、ガス灯、鉄道...これらは明治維新をきっかけにした"文明開化"の象徴として教科書でもおなじみの事柄だ。さらには株式会社、中央銀行、商工会議所──これらを構想し、導入のきっかけを作ったのは実はたった1人の人物である事を知る人は少ない。
その名は、小栗忠順(おぐりただまさ)。「小栗上野介(こうずけのすけ)」という官職名でも知られる通り、江戸幕府(・・・・)の幕臣だ。
そう、勘の良い方ならお気づきかと思うが、実は「明治維新よりも前に、文明開化は始まっていた」と言えるのだ。しかも明治新政府でなく江戸幕府の手によって、である。そして、それらの"火付け役"となったのが、他ならぬ小栗上野介、その人だったのだ。
![]() 東善寺・村上泰賢住職
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