公益財団法人日本フィランソロピック財団は、未来世代のサポートを目的に昨年設立された「臼井伸二未来へつなぐ基金〜 子どもの居場所提供支援〜」の第2回募集を開始した。同基金は地元不動産会社のウスイホーム元会長の臼井伸二氏が立ち上げたもの。
前回は助成対象を経済的困窮や虐待、ヤングケアラーなど家庭環境に不安を抱える子どもの支援活動に限定していたが、今回は不登校児や外国ルーツの児童とその家族の居場所づくりにも拡大する。不登校の児童生徒数は全国的に増加の一途をたどっており、居場所や相談の場を求めている人に救いの手を差し伸べる取り組みを後押しする。
助成対象となるのは、困難状況にある子どもに居場所を提供し、かつ必要な支援につなぐ事業に取り組む横須賀市と藤沢市の非営利活動・公益事業の団体(法人格を持たない任意団体も可)。ただし2年以上の活動実績があることが条件となる。
助成総額は900万円。1団体あたり上限200万円で5〜6団体の採択を予定している。公募締切は7月22日(月)。10月中旬に選考を行い、同月下旬に決定する。
応募方法は同財団のホームページ(https://np-foundation.or.jp/)に詳細情報。
横須賀・三浦版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|