神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
横須賀・三浦版 公開:2024年7月5日 エリアトップへ

俳優 石丸謙二郎さん 「野筆」で描いた墨絵展

文化

公開:2024年7月5日

  • X
  • LINE
  • hatena
新作含め20以上の作品を展示
新作含め20以上の作品を展示

 俳優の石丸謙二郎さんが墨の濃淡で描いた「墨絵」の個展を東逸見町の「おもしろかん按針・谷戸のギャラリ―」で開催する。開館日は7月中の土曜、日曜で正午から午後6時。入場無料。

 石丸さんの墨絵は、アウトドア用品メーカーが販売する野外用毛筆セット「野筆」を用いて制作されたもの。光、影、湯気などといった繊細な描写を、墨を薄く重ね塗っていくことで表現する。「都心に近く素晴らしい自然環境を残している」と語る三浦半島をはじめ、ドラマ・映画ロケやプライベートで訪れた世界各地の山や海などの風景を作品の題材にしている。

自由な発想で桜表現

 展示作品の中で特に目を引くのが、高山植物であるエゾノツガザクラの群落を描いたもの。昨夏、北海道・大雪山の麓を訪れた際に目の当りにした景色がモチーフとなっており、墨絵ながら桜色の着色が施されているのが特徴だ。「ピンクとも赤紫ともいえるこの花の絶妙な色の美しさを伝えたい」という想いから色鉛筆を塗り重ね、雄大な山岳風景と残雪を背景に咲き誇るつぼ型の花を表現した。

 「自分が必要だと感じたら墨絵であっても色も付ける。格式張らず自由に描くのが楽しい」と作品制作の魅力を語った。

「文章の挿絵として」

 このほど画文集「野筆を片手に」を上梓した石丸さん。「文章と一緒に作品を観てもらうことで、絵だけでは説明しきれない自然の素晴らしさを伝えたかった」と話す。同様の意図から、今回の個展では展示品に解説文を添えており、「僕が現地で何を感じたのか、文章の挿絵として作品を捉えると面白いのでは」と目を細めた。

 20日(土)には同書や作品のエピソードを語る講演・サイン会を開催。午後1時から2時まで。要予約、定員先着50人。申し込みは【URL】https://coubic.com/omoshirokan/1062227

横須賀・三浦版のローカルニュース最新6

1幅7mの大作

浄楽寺

1幅7mの大作

29・30日、万葉集巻物展

11月22日

「大きいの採れたよ」

「大きいの採れたよ」

特別支援級の児童ら芋掘り

11月22日

社交ダンスで地域貢献

いきいき市民塾

社交ダンスで地域貢献

11月22日

三浦海岸でバルウォーク

三浦海岸でバルウォーク

3店はしごで豪華景品も

11月22日

三浦野菜 どう料理する

三浦野菜 どう料理する

「食」の視点で地域活性

11月22日

結成20周年ライブブルー湘南で放送

お笑い集団「0468スタイル」

結成20周年ライブブルー湘南で放送

11月22日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 11月22日0:00更新

  • 11月15日0:00更新

  • 11月8日0:00更新

横須賀・三浦版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

  • OGURIをあるく

    OGURIをあるく

    〜小栗上野介をめぐる旅〜第25回 江戸編【3】文・写真 藤野浩章

    11月22日

  • OGURIをあるく

    OGURIをあるく

    〜小栗上野介をめぐる旅〜第24回 江戸編【2】文・写真 藤野浩章

    11月15日

  • わたしのまちでいきる

    わたしのまちでいきる

    【32】目標クリアで「認定証」「一般社団法人sukasuka-ippo代表理事 五本木愛」

    11月15日

横須賀・三浦版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年11月22日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook