長井中学校は、古典芸能に親しんでもらう狙いで、落語家らを招いた特別授業を1年生を対象に6月13日、14日、27日の3日間にわたって行った。文化庁の芸術家を派遣する事業の一環。
落語芸術協会の一玄亭米太朗師匠らが講師を担当。2日目まで落語や囃子を鑑賞し、古典芸能について学びを深めた。3日目には、代表生徒7人がクラスメイトを前に『寿限無』や『まんじゅうこわい』などの小噺を披露。事前に手渡されていた台本を暗記して臨み、身振り手振りで情景や感情を表現し、口調に抑揚をつけるなど、授業で学んだ内容を活かし、見学者の笑いを誘った。高座へ上がる際には、出囃子として他の生徒が太鼓をたたき、会場を盛り立てた。
交通事故現場に訪れた警察官と猿の巧妙な掛け合いが魅力の小噺を、2人組で発表した秋本瑠空さんと西内克輝さんは「夜寝る前にもたくさん練習してきた。緊張したけど、みんなが笑ってくれて嬉しかった」と話した。
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