三浦ゆかりの詩人、北原白秋をしのぶ碑前祭が7月10日、城ヶ島の観光名所の一つである白秋碑前で行われた。三崎白秋会ほかが主催する「第47回みさき白秋まつり」の一環。関係者と同地区の住民らが集まり、功績を後世に伝えていくことを誓った。
地元から三崎小学校5年生の児童16人も参加。「清明富士を天に潮ひびく港〜」で始まる同校の校歌を作詞した白秋に感謝の気持ちを込めて元気いっぱい熱唱した。
白秋は1913年4月に一家で三崎の向ケ崎に転居。9月には白石の見桃寺に妻の俊子と2人で移住した。滞在はわずか10カ月ほどだったが、文学上の転機であり、多くの作品を残したとされている。そのことを示す展示物を詩碑近くにある白秋記念館で見ることができる。
同まつりは9月にスタンプラリー、10月に白秋文学を船でめぐるツアー、11月に特別展と短歌・俳句大会などが企画されている。
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