企業の成長戦略に高校生のアイデアを取り入れて、新しい地域展開の可能性を探る産学連携の取り組みがスタートした。
若者と企業をつないで社会課題の解消を目指す合同会社よこすかラボの教育プロジェクト「よこすかengine(エンジン)」の取り組み。7月16日に三浦学苑高校でキックオフミーティングが開かれた。
この日はいちご よこすかポートマーケット、かながわ信用金庫、京浜急行電鉄、建新など地域ゆかりの企業7社が参加。同校普通科総合コースの1年生が7つのチームに分かれ、各社の担当者から事業領域と強み、これから目指す未来などの説明を受けた。複眼的な視野を持つために業界全体が抱えている課題などもヒアリング。実効性のある提案に必要となる材料を集めた。
授業はキャリア教育の一環として半年かけて展開される。生徒らは業界研究などを行いながらビジネスアイデアを練り上げる。企業側も適宜訪れて意見交換していく。12月に発表を行う。
新築住宅販売の建新の若手社員は「自社の取り組みや活動を生徒の皆さんに知ってもらう貴重な機会。どんなアイデアが生まれるか楽しみ」と期待を寄せた。
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