県政報告【13】 金属窃盗が予期せぬ災害に 神奈川県議会議員 永井まさと
県議会令和6年第2回定例会が7月9日に幕を閉じました。私は今年は環境農政常任委員会、安全安心特別委員会に所属しています。
6月に大磯町で県が管理する地下道排水ポンプの電源ケーブルが盗まれ、中旬の大雨時に排水が出来ず、県道が冠水するという事態が発生しました。金属窃盗に関しては5月に警察庁長官が対策を各都道府県に指示したばかり。その矢先に発生した本件を受け特別委員会で県警本部に質疑を行いました。
令和5年の全国の金属窃盗の認知件数は約1・6万件。そのうち約6割が関東圏で発生しています。太陽光発電施設や解体工事現場から電気ケーブルや銅線の盗難が発生している本県は411件と比較的少数ですが、今回のように予期せぬ災害につながる恐れも。県警本部には被害防止と犯人検挙の両面で尽力することを要望しました。
さらに、金属類の買取を防ぐための条例が本県含め31都府県で未制定です。条例制定も視野に入れた取組の進展を提案しました。様々な対策を講じて窃盗の抑止と安全な地域社会の実現を目指すことが肝要です。
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