横須賀ゆかりの画家で、「週刊新潮」の表紙絵を四半世紀にわたり描き続けた谷内六郎(1921〜81)の第2期作品展「奏でる―楽器の調べ―」が横須賀美術館に併設されている谷内六郎館で開かれている。
谷内六郎が手掛けた表紙絵作品約1300点を収蔵する同館が年4回行う企画展の一環。今回は表紙絵のモチーフとして度々登場した楽器に焦点を当てる。
同館によると、表紙絵には楽器を奏でている情景だけでなく、日々の生活音や風や雨などの自然現象の音を楽器の音に見立てるなど、音に関する画家の感性が読み取れる作品が多くある。今回はテーマに沿った50点を展示し、谷内独特のユーモアセンスに触れる。
10月20日(日)まで。開館は午前10時から午後6時。一般観覧380円。現在、「エドワード・ゴーリーを巡る旅」(〜9月1日(日))など企画展を同時開催している。問い合わせは同館【電話】046・845・1211。
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