「全国高等学校陸上競技対校選手権大会」に3000m障害で出場していた三浦学苑高校の向田(むかだ)泰誠さん(3年)は、8月1日に行われた決勝戦で9位という結果に終わり、涙をのんだ。同校陸上競技部は初のインターハイ決勝戦進出だった。
5月に行われた県予選を9分1秒17で走り、大会新記録を更新。1位通過を果たしていた。それ以降、記録会や6月にあった20歳以下の日本選手権などで調整を続けてきた。向田さんは「レベルの高い全国の決勝で走れたことは良い経験になったが、まだ力が及ばなかった」と悔しさをにじませた。
安井裕紀監督は「上位8選手はいずれも強豪校。それに食らいつく形でよく走った」とねぎらいの言葉をかけた。
今後について向田さんは「今冬にある駅伝大会へ向け再調整していく」と話し、大学では「箱根駅伝に出場し、活躍できる選手へと成長したい」と将来を見据えた。
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