「これはなんだ」。9月某日の朝、逸見が丘在住の岩井忠彦さん(81)はいつものように農作業をしに向かった阿部倉の農園で、サトイモに見慣れない花が咲いているのを発見した。「20年ここで農業をしているが、初めて見たよ」と驚きをあらわにした。横須賀市自然・人文博物館の学芸員は「文献ではサトイモの開花は『非常にまれ』とされていて、花芽の形成は日の長さに関係があるとのこと」としており、「毎年同じ育て方なら、晴天続きで気温・湿度共に高かった今年の気象が影響しているのでは」と見解を語った。
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