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骨粗しょう症 骨折前の発見、早期治療が重要 取材協力／ゆたか整形外科
高齢者、特に女性が気をつけたいのが「骨粗しょう症」だ。自覚症状に乏しく、重度になるとつまずいたりくしゃみなどわずかな衝撃で骨折をおこす可能性も。川名院長は「特に閉経後女性に多くみられ、女性ホルモンの減少や加齢と関わりが深く、骨折により寝たきりや健康寿命の短縮をきたす可能性があります」と話す。
骨は正常だと新しい骨の形成と古い骨の吸収をくり返すサイクルで形と強度が保たれるが、骨粗しょう症はこのバランスが崩れることで骨密度（骨量）、骨強度が低下する。予防には日々の食事、運動、日光浴などが重要だが、骨折する前に早期に発見し、必要に応じ治療を開始することが望ましいという。
川名院長は「特に女性は40歳、男性は60歳を過ぎたら定期的に骨密度検査にて自分の骨状態を知っておくことが大切」と話している。
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