フランス発祥の新スポーツ「パルクール」の国内最高峰の大会「パルクールトップオブジャパン」が10月26日(土)、横須賀市稲岡町の三笠公園で開かれる。入場無料。主催する東京都体操協会などが来場を呼び掛けている。
パルクールは軍事訓練に起源を持つ体操種目で、走る・跳ぶ・登るといった移動動作に加え、フィールドにある障害物や壁をアクロバティックな技とともに駆け回る。大会は6回目。昨年横須賀で初開催し、約6200人を動員した。
今年開催されるのは、ゴールまでのタイムを競う「スピードラン」、技を自由に繰り出す「フリースタイル」、1対1の鬼ごっこ形式で競う「チェイスタグ」の3種目。各種目、16〜22人の男女(チェイスタグは男子のみ)計56人が出場し、持前のスピードや技で頂点を目指す。
大会に先立つ10月10日には横須賀市役所で記者会見が行われ、上地克明市長は「競技に対する市民の関心も高まっている。この素晴らしい文化を育てていきたい」とあいさつ。同会の吉田宏パルクール委員会委員長は「2年連続の開催ができ、横須賀市に感謝している。イベントを根付かせ、10年、20年後と定番化させたい」と大会成功への意気込みを語った。
当日は元体操選手でタレントの池谷直樹さんや横須賀出身のタレント、小泉孝太郎さんが登場するほか、大会テーマソングを作曲したSoala(ソアラ)さんによるライブも予定されている。大会は午前10時30分から。詳細は大会ホームページへ。
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