三浦学苑高校駅伝競走部の男女がそれぞれ、あす11月16日(土)に群馬県前橋市で開かれる関東高校駅伝に出場する。男子は3年連続5回目、女子は16年連続16回目の快挙だ。悲願の全国大会出場に向けて大一番に臨む。
10月に行われた県大会で女子は関東出場権の6位以内をかけて4強の白鵬女子、川崎市立橘、法政二、東海大相模に挑む展開。関東大会3000m障害で優勝し日本選手権にも出場経験のある2年生エース、前田二千翔さんをけがで欠く中、選手層の厚さでカバー。1区で7位につけると2区で順位をひとつあげ、3・4区が6位を維持。1年生アンカーの松田琴乃さんが1人を追い抜き、5位でテープを切った。松田さんは「いいリズムで走れて長距離の自信がついた」と振り返り、関東大会に向けては「自分の走りで順位を上げたい」と意気込む。
男子は5月の全国高校総体県予選で5000mの大会新、3000m障害との2冠も達成した不動のエース、向田泰誠さん(3年)を4区で起用。1区7位スタートし、3区6位でたすきを受け取ると大会新の好走で2つ順位を上げ、後続が4位を守り切った。
強豪校として存在感を示してきた同部だが、全国大会出場は未経験。都大路がかかる高校生活最後の大会に向け、向田さんは「都大路を目標に掲げてやってきた。集大成として関東に臨みたい」と闘志を燃やした。
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