特殊詐欺の被害防止に役立ててもらおうと、横須賀防犯協会は11月12日、横須賀警察署に迷惑電話防止機器100台を寄贈した=写真。過去4年間、同機器を贈っており計350台になった。
機器は家庭用固定電話機に取り付けるもので、着信すると相手に「防犯のため、通話内容を録音する」というメッセージが流れる。
この日の贈呈式で同協会の上田滋会長は「特殊詐欺を横須賀から少しでも減らすため、防犯効果があればうれしい」とあいさつ。長谷善明署長は「有効に活用し、1件でも被害を減らしたい」と謝辞を述べた。
寄贈された機器は特殊詐欺の被害者や前兆電話を受けた経験がある管内高齢者の希望者に無償提供する。同署によると、管内の特殊詐欺の被害件数は同日現在で18件、被害額は約3500万円。54件約1億400万円の被害があった昨年と比べると減っているが、年末にかけて前兆電話が増える傾向にあり、同署が注意喚起している。
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