三浦半島の地域活性化に向けて事業者や有志の連携を促す県主催の取り組み「三浦半島みらいミーティング」の第2回が11月13日、汐入町にある「tokotonベース」で開かれた。今回は「食のアップデート」をテーマに、三浦半島産のダイコンを使ったレシピ開発ワークショップを実施し、新たな可能性を探った。
三崎で地元食材を使った朝食を提供する「朝めしあるべ」の菊地未来さんが講師を務めたほか、江戸時代から続く三浦の農家「やまさ園」の吉田和子さんもゲスト講師として参加。吉田さんは自ら考案した「三浦大根フルコース」の一部を披露した。
ワークショップでは、一般的な青首大根に加え、「レディーサラダ」など色とりどりの品種を使用。ベーコンで巻いたステーキ、カレー、浅漬けなど多彩な料理が紹介された。参加者は講師の指導の下、調理と試食を繰り返し、地元野菜の魅力について再認識。参加者の女性は「今日のラインナップはまさにダイコンのフルコース。ここまでいろいろな味が楽しめるなんてすごい」と驚いた表情を見せた。
同企画では三浦半島の魅力を深堀りし、内側からの活性化を目指す。来年2月まで全8回の講座が開かれ、座学・ワークショップのほかフィールドワークも行われる。各回の詳細・申し込みは「三浦半島みらいミーティング」で検索。
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