神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
横須賀・三浦版 公開:2024年12月6日 エリアトップへ

日産追浜工場で記録会 車いすで青空の下快走

社会

公開:2024年12月6日

  • X
  • LINE
  • hatena
日産追浜工場内GRANDRIVEを疾走する選手ら
日産追浜工場内GRANDRIVEを疾走する選手ら

 自動車の試験コースを車いすで走行する記録会「日産カップ追浜チャンピオンシップ2024」が12月1日、日産自動車追浜工場内のGRANDRIVEで開かれ、8歳から67歳の選手ら55人が出場した。

 舞台は同社で生産した車両の試験走行を行うコース。1周3・75Kmで荒れた路面や高速道路の段差などを再現した部分もある。記録会は競技用車いすによる5Kmの部と10Kmの部、日常用車いすで出場できる2・5Kmの部の3部門で行われた。

 車いす陸上の入口にもなる同記録会。パリパラリンピックの男子マラソンで銅メダルを獲得した鈴木朋樹選手(30)も、10歳で初めて同記録会に参加している。大会事務局長は「誰でも気軽に参加できる記録会。パラ競技に興味を持つきっかけになったら」と話した。

健常者も出場

 同記録会は普段車いすを使用しない健常者も出場できる。長沢在住の小林誠さん(52)は足が不自由な息子の付き添いで9年前から参加。回を重ねるごとに競技に熱中し、今年は単独で2・5Kmの部に出場した。

 実際に車いすに乗ることで、路上の段差や傾斜といった「健常者には見えづらい障壁に敏感になった」と小林さん。「共生社会に向けた取り組みとしても、健常者も参加できる記録会が増えたら」と話した。

横須賀・三浦版のローカルニュース最新6

RUN&SUPを新設

北下浦ふるさとマラソン

RUN&SUPを新設

12月7日

古くて新しい交流行事

古くて新しい交流行事

企業・団体対抗ソフトボール大会

12月7日

健康づくり専門家指南

健康づくり専門家指南

8日、三浦市立病院

12月6日

海の未来を考える

県主催でブルーカーボン会議

海の未来を考える

高校生や企業50人が意見交換

12月6日

時代が求める「渋沢型資本主義」

時代が求める「渋沢型資本主義」

開国史研究会の講演で平松氏

12月6日

舞台の「裏側」案内

舞台の「裏側」案内

横須賀芸術劇場でツアー企画

12月6日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 12月6日0:00更新

  • 11月29日0:00更新

  • 11月22日0:00更新

横須賀・三浦版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

  • OGURIをあるく

    OGURIをあるく

    〜小栗上野介をめぐる旅〜第27回 江戸編【5】文・写真 藤野浩章

    12月6日

  • OGURIをあるく

    OGURIをあるく

    〜小栗上野介をめぐる旅〜第26回 江戸編【4】文・写真 藤野浩章

    11月29日

横須賀・三浦版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年12月7日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

X

Facebook