タウンニュース社横須賀支社は11月13・14日に大楠中、20・21日に野比中の生徒の職場体験を受け入れた。生徒は各所を訪ね記者の仕事を体験した。
赤星直忠の足跡を知る
大楠中2年の谷本善さん、岩見陽太朗さん、平間龍志さんの3人は建設業を手掛ける宇内建設(株)にある「赤星直忠博士文化財資料館」で同社の宇内正城代表へ取材した=写真左。
同資料館は三浦半島を中心に、遺跡調査や考古学研究を行っていた故・赤星直忠博士が採集した縄文から中世頃までの文化財遺物などを展示している。「赤星博士と宇内代表の関係は」などの質問を宇内代表に投げかけ、実際に記事にする体験も実施。「人に読まれる文章を書く難しさを学んだ」と口を揃えた。
「優良給食」の秘密探る
野比中の小池華乃さんと小島柚紗さんは、神奈川県の「学校給食優良学校」に選出された岩戸支援学校への取材に挑戦した=同右。受賞の主な要因は栄養教諭の服部和美さんを中心とした食育推進だ。一昨年の厨房新設で完全自校給食化。「昼食にも学びを」という理念のもと、地場産食材の使用や能登半島地震で被災した北陸の郷土料理の提供などに取り組む。
生徒らは「栄養士の思いは生徒にこそ知ってほしい」「この学校では毎日の給食が楽しみになりそう」と満足した様子を見せた。
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