横浜横須賀道路の横須賀パーキングエリア(PA)下り線内で、本来飲用に適さない「中水」を使用して飲食提供が行われていたことが、11月30日、東日本高速道路(株)(NEXCO東日本)の発表で明らかになった。フードコートの営業は同日から休止。上水への再接続工事を行い、13日午前7時から再開した。
中水とは、使用した生活用水に再生処理を施した水道。水洗トイレの用水や公園の噴水などに使用されており、飲用には適さないとされている。
同施設の給水管更新工事は、同社グループ会社が同27日に実施。上水に接続されるべき配管を中水に誤接続したのが原因という。中水はフードコートのほか施設外の売店、カップ自動販売機で使用され、同日から営業休止までに食事約900件のほか飲料などで約200件が提供された。
同社は専門機関による中水の水質検査を実施し、「ご利用されたお客さまの健康に影響する可能性は極めて低いものと考えております」という見解を12日に発表。同日時点で健康被害の訴えは出ていないという。
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