馬堀台団地自治会の老人会有志は12月13日、手作りで編んだ認知症マフ46個を走水の特別養護老人ホーム「シャローム」に寄付した。同施設の成田正幸施設長は「コロナ禍以降、地域との交流が減る中、こうした申し出はありがたい」と感謝の意を示した。
認知症マフとは、両手を入れる筒状のニット製の小物。不安やイライラを感じやすい認知症の人が柔らかいマフを触ったり握ったりすることで、気持ちを落ち着かせる効果があるほか、火傷や事故防止につながるとされている。
老人会がマフの制作を始めたのは今年10月。認知症への認識向上と、手先を動かすことで自身の発症予防を兼ねて取り組んだ。寄付に際し同会の亀井保幸さん(80)は「明日は我が身の認知症。取り組みが学びを深める良い機会になった」と振り返った。
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