”最後の海軍大将”と呼ばれ、終戦後に横須賀市長井で暮らした井上成美(1889〜1975年)=写真=の足跡をたどる展示が1月27日(月)から同市走水にある防衛大学校総合情報図書館で始まる。井上の50周忌に合わせて企画された。2月7日(金)まで。
海軍省軍務局長時代に日独伊三国同盟に異を唱えるなど、反骨の姿勢で反戦を貫いた。兵学校長時代は敵性語とされる英語の使用を禁止する空気が漂う中、「英語を話せない海軍士官では、世界に通用しない」と教育の先見性を発揮したことでも知られる。
展示会場では、井上の写真やパネル、ゆかりの品のほか、井上と関わりのある人たちからの寄稿文などが飾られている。1966年に録音されたと思われる井上のインタビューテープの再生もあり、肉声が聞ける。
入館時間は平日の午前8時30分から午後5時15分。一般の来場は同大正門で手続きを行う。
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