横須賀市芦名在住の小学4年生、横山紗子(すずこ)さん(10)が4月下旬、米フロリダ州で行われるチアリーディングの世界大会「The Youth SUMMIT」に出場する。初の大舞台への挑戦に「緊張するけど、笑顔を絶やさずメンバーと世界一をつかみ取りたい」と意気込んでいる。
横山さんは4歳のときに競技を始め、横浜市を拠点にするチアリーディングチーム「横浜オールスターズ」に所属。小中学生から成る「DOLPHINSTARS」の一員として昨年11月16日に横浜市で行われた「ジャムフェスジャパン」に出場し、ユース編成とジュニア編成の2部門で1位に輝いた。世界大会には小学生11人で編成するユース部門での出場で、チームは2019年の初優勝に続き、2度目の頂点を目指している。
厳しい練習重ね
現在、慶應義塾横浜初等部(横浜市青葉区)に通う横山さん。練習は週4日、週末は長いときには午前9時から夜8時までハードな練習に臨む。
競技時間は約2分半。 音楽に合わせて技の難度やテクニック、ジャンプの高さなどを競う。ポジションは宙を舞う選手を持ち上げたり支える「ベース」で筋力や体幹の強さが求められる。
「トレーニングは大変だけど、世界一になるために泣き言なんて言えない。チームのみんなもがんばっているから」と強い思いを口にする。
世界大会には315チームがエントリー。横山さんらは「レベル1」の部門105チームの頂点を目指す。
家族の支えに感謝
自身にとっては初の世界大会。競技に専念するため、一時的に居住地を横浜市に移し、送迎や身体のケアなど献身的にサポートしてくれる両親への感謝も忘れない。「家族の応援があってできる。思いに応えたい」
将来はチアリーディングの指導者という夢を描く。大会出場は、実現に向けた第一歩だ。
|
<PR>
横須賀・三浦版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>