芸術活動を通じた地域活性化を目指す横須賀市田浦泉町のアーティスト村「HIRAKU」は13日、4月に長浦小学校と統合する田浦小学校の児童らに手作りの小皿の焼き物を記念品として贈呈した。
2020年以降、同校の総合学習で土器の土作り、薪割り、窯焚きなどに協力してきた同村。今回の統合に際し、陶芸家の薬王寺太一さんや関係者らが記念品の贈呈を企画し、全校児童や教職員に向け、穴窯で約140個の土器を焚き上げた。
企画を主導した薬王寺さんは「児童との交流はかけがえのない思い出。縄文土器が1万年以上残るように、思い出も残り続けたら」と話した。
記念品を受け取った東江ソフィさん(6年)は「5年生の時の土器作りは楽しかった。学校が統合してしまうのは寂しいけど、最後に思い出の品をもらえてよかった」と笑顔を見せた。
市によると、統合後の長浦小と同村の交流については未定としている。
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