国の文化審議会は3月21日、東浦賀にある大正時代の商家と併設の石蔵を国登録有形文化財として登録するよう文部科学大臣に答申した。近く登録される見通し。
江戸時代に創業した米穀商の幸保(こうぼ)家が所有する建物で、浦賀湾東側の街路沿いにある。住居と店舗を兼ねた2階建ての主屋は1925(大正14)年の建設。屋根は寄棟造(よせむねづくり)の桟瓦葺(さんかわらぶき)で正面に下屋があり、2階部分の窓に手摺が付いているのが特徴だ。
主屋に連なる石蔵は、外壁全面に房州石を積み上げた木骨石造建築で1915(大正4)年に建てられたもの。関東大震災にも耐えて長らく私財を守ってきた。主に米の貯蔵に使われていたという。主屋と石蔵は港町として栄えた浦賀の往時の風情と歴史を伝えている。
持ち主の幸保節子さんは、地域交流の新たな拠点として活用していく意向を持っており、自家製味噌の製造・販売を行う店舗を開設する計画。6月のオープンに向けて準備を進めている。
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