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横須賀市西部、大楠地区の自然環境や生活文化、郷土史の再認識を目的に活動してきた市民グループ「おおくすエコミュージアムの会」が、最後の刊行物となる小冊子『ふらり西海岸 次世代に継承したい宝物』を発行した。同会はメンバーの高齢化を理由に昨年度末で閉会しており、冊子は活動の集大成の位置づけ。地域のきらりと光る情報を紹介している。
「エコミュージアム」とは、都市化と農村の過疎化が加速した1960年代末にフランスで誕生した概念。地域を丸ごと博物館と見立て、環境や文化を見つめ直すことを促してきた。大楠地域では今から約25年前、日本エコミュージアム研究会を設立した大原一興氏の研究プロジェクトとしてスタートした。
活動をリードしたのが同地域の民俗研究家、故辻井善彌氏。大楠山の樹木の名札付けや前田川の生き物観察、西海岸の日没を愛でるサンセットツアーなど、フィールドワークを中心とした体験機会を提供してきた。と同時に収集した情報の発信を目的に2013年に『ふらりおおくす横須賀西海岸』、内容の一部を加筆した続編を22年に発行。地域愛を詰め込んで届けた。
今回のA5判の小冊子は先の2冊の中から、次世代に語り継ぎたい事項を厳選して手軽に持ち歩けるサイズにまとめた。名所や旧跡、伝承、文化財を解説している。同会の稲葉勝利さんは「地域の宝物が継承されていくことを願っている」と話している。2500冊発行。行政センターほかで無料配架している。
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