被災地に希望の光 太陽光発電システムを寄贈
太陽光発電システムの設計・販売などを手掛ける(株)サンエー(本社/市内池上)はこのほど、庵崎栄(いおさきさかえ)代表をはじめとする社員5人が「東日本大震災」の避難所2箇所を訪れ、独立電源による同システムを設置、寄贈した。宮城県社会福祉協議会の要請を受けての支援。
同社によると3月18日、避難所の中でも当面電気の復旧が遅いと見込まれる石巻専修大学(石巻市)と階上中学校(気仙沼市)に、太陽光パネルやLED照明などを設置。これにより、日中の太陽光で発電した電気をバッテリーに溜め、夜間照明などに使用できる。取り付けたLED照明15個は、満充電で数日間点灯するという。総費用は2箇所で約600万円に上る。
同社では「夜間は真っ暗になる被災地で不安の中暮らす人々にとって、わずかな明かりが明日への希望に繋がる第一歩になれば」との思いから、要請を受けすぐに支援を決断。今後も自然エネルギーの必要性を訴えながら支援の賛同者を募っていきたいとしている。
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