神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
横須賀版 公開:2011年12月9日 エリアトップへ

今月23・24日、リーグ横断による硬式少年野球大会「第1回横須賀ドリームカップ」を手掛ける 山本賢寿(けんじゅ)さん 大矢部出身 30歳

公開:2011年12月9日

  • LINE
  • hatena

やっぱり野球が好きなんだ

 ○…野球を愛する中学生がリーグや組織の垣根を越えて腕を競い合う初の試みにチャレンジする。「横須賀の地で開催するなら米基地内のチームも仲間に加えて-」。ぶち上げた夢は今回叶わなかったが、関東近隣の12チームが呼びかけに応えてくれた。サッカー人気に押され気味な野球の復権は狙いの一つだが、遠大な目標も胸に秘める。市域全体をレベルアップさせることで「横須賀から甲子園出場校を」。その下地づくりを買って出る。

 ○…横須賀の野球人にとって甲子園出場は悲願だ。有力選手は環境を求めて県内外の強豪校へ-今やこの流れが常態化。横須賀は輩出地と化している。「潮目を変えるには『野球力』を高めることができる環境の整備にほかならない」とキッパリ。自分なりのプランも用意している。「教えるのは元プロ野球選手」を触れ込みとする教室。一線での活躍をめざす野球少年のための個人塾を横須賀で来春にも開講する。「甲子園の目標は10年以内」。ハードルは高いが地域のチーム、父兄との連携で「実現できる」と強気の構えだ。

 ○…自身も元プロ野球選手。市立工業高校(現横須賀総合)-帝京大を経て巨人軍に投手として入団するも1年目に肩を故障。1軍登板を果たせないまま戦力外通告を受けた。失意の底で失いかけた野球への情熱。「地元で応援してくれた人たちに顔向けできない」。元プロ選手の肩書きを「消せるものなら」と苦悩を抱えながら会社員生活を送る日々が続いた。

 ○…先の野球教室からコーチ就任の打診を受けたのが今年。練習で少年らと触れ合いを重ねる中で自分の役割と存在価値が見えてきた。「誰もがプロになれるわけではないが、それをめざす過程を経験することはその後の人生の糧となる」。高校時代から欠かさずに記してきた練習日誌がいまや生徒のための指南書。「伝えることはいくらでもある。野球のことなら」
 

横須賀・三浦版の人物風土記最新6

泉水 孝子さん

秋の叙勲で旭日双光章に選ばれた

泉水 孝子さん

横須賀市金谷在住 74歳

11月22日

大竹 稽(けい)さん

発達障害児を育てる保護者らを対象にした学びの場「こども禅大学」を主宰する

大竹 稽(けい)さん

三浦市南下浦町金田在住 54歳

11月15日

asamicro(アサミクロ)さん(本名:前谷麻実)

夜の猿島を舞台にした芸術祭でダンスパフォーマンスを披露する

asamicro(アサミクロ)さん(本名:前谷麻実)

西浦賀出身 38歳

11月8日

青柳 裕一さん

横須賀市内でピンクシャツデーの啓発活動に取り組む

青柳 裕一さん

横須賀市吉井在住 46歳

11月1日

中村 健人さん

10月26日に三笠公園で開かれる「PARKOUR TOP OF JAPAN YOKOSUKA 2024」に出場する

中村 健人さん

横須賀市三春町在住 23歳

10月25日

大竹 尚登さん

10月1日付けで東京科学大学の理事長に就任した

大竹 尚登さん

横須賀市根岸町出身 60歳

10月18日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 11月22日0:00更新

  • 11月15日0:00更新

  • 11月8日0:00更新

横須賀・三浦版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

  • OGURIをあるく

    OGURIをあるく

    〜小栗上野介をめぐる旅〜第25回 江戸編【3】文・写真 藤野浩章

    11月22日

  • OGURIをあるく

    OGURIをあるく

    〜小栗上野介をめぐる旅〜第24回 江戸編【2】文・写真 藤野浩章

    11月15日

  • わたしのまちでいきる

    わたしのまちでいきる

    【32】目標クリアで「認定証」「一般社団法人sukasuka-ippo代表理事 五本木愛」

    11月15日

横須賀・三浦版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年11月26日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook