お正月に迎えた神様をお送りし、新年の家内安全・無病息災を祈る日本の伝統的な行事「おんべ焼き」が今年も市内の海岸沿い7ヵ所で行われる。
小正月に正月の松飾りやしめ縄・だるまなど縁起ものなどを集めて焼くもので、地方によっては「どんど焼き」「左義長」「さいと焼き」など、その呼び名も異なる。「おんべ」の由来は、紙を互い違いに切った神祭用具「御幣(ごへい)」を火に入れることによるものだという。
「おんべ」は、前日に町内会や氏子会など地域の人の手で組み立てられる。中央に置いた御神木を囲むように竹を組み、火を入れると10メートル以上の火柱となるという(写真)。この「お焚き上げ」の火でお餅を焼いて食べると、その年は風邪をひかない、書き初めを燃やすと字が上達する-とも伝えられている。ふるまい酒や伝統芸能の披露などを行う地域もあるという。各家庭の正月飾りなどは、当日の持ち込みも可能。
事前問い合わせはスカナビi【電話】046・822・8301(午前9時〜午後7時)へ。
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