追浜駅前にデジタル看板 情報発信に地元商店会が設置
追浜駅前デッキに2月8日(土)、「デジタルサイネージ」が登場する。地域商店街活性化事業の一環として追浜銀座通り商店会が設置するもので、多くの人が行き来する駅前に設置し、地域の情報発信の拠点として活用していく方向だ。
「デジタルサイネージ」とは、動画・写真・文字などを組み合わせた情報を見ることができる「電子看板」。市内では、中央駅前や三笠ビル商店街入口などに設置されている。ネットワークとつながっており、即時に情報を更新することができる。事業者となる追浜銀座通り商店会は、約100店舗が加盟し、追浜駅前から天神橋信号まで伸びる約500mのアーケード。同商店会では、地域商店街活性化事業の「にぎわい補助金」を利用し、追浜のメーンストリートを臨む追浜駅前に設置。行政や商店街からの「お知らせ」や地域情報だけではなく、店舗紹介や観光スポットの案内を盛り込むなど「追浜らしさ」に力を注ぐ。
同商店会の齋藤仁克事業部長は、「警察や消防などとも連携し、地域情報や防災情報など、まちづくりや公共性のあるものに加え、超ローカルな放送局として、足を止めて楽しめるものを作っていきたい」と話す。今後は、地域住民や商店街利用客の声を拾いながら、コンテンツを増やしていく方向で、多世代のニーズに応えた”看板”作りを目指す。運営資金を確保していくため、広告スポンサーの獲得にも力を入れていくという。
8日午後2時半から、除幕式が行われる。
「恋チュン」、笑顔で躍った!
デジタルサイネージに足を止めてもらう”コンテンツ”として先月、追浜地区を中心に撮影していたのがAKB48の「恋するフォーチュンクッキー」だ。追浜バージョンとして市長室から始まり、第三海堡・鷹取山といった観光スポット、日産追浜工場・JAMSTECなどの企業や地元商店、地元の大学・高校・追浜保育園、追浜行政センターなど約40カ所で、この曲に乗せて関係者らが躍った=写真。デジタルサイネージで紹介されるほか、除幕式当日の8日からYouTubeで見ることができる。追浜バージョンの他に、保育園や高校チア部バージョンも制作しているという。「歴史・自然、企業や学校など追浜地区の魅力を感じ取ってほしい」と齋藤さん。地域の人が多く出演しているだけに、楽しい話題になりそうだ。
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