精神障害者の家族会「NPO法人 横須賀つばさの会」は7月10日(日)、精神病患者が地域との共存を目指し奮闘する実話を題材にしたイタリア映画「人生、ここにあり」の上映会を開く。
物語の舞台は法律により精神病院の閉鎖が進む1980年代のイタリア・ミラノ。同病院を追い出されて協同組合に集められた元患者たちは、日々の単純作業をこなしながら「自分の力で生きるため」に新たなビジネスの立ち上げに取り組み地域との共存を目指す。何度失敗してもくじけずに挑戦し続け、次第に地域社会から認められ始める精神病患者たちが「やればできる」と自信に溢れていく様子を描いた傑作。同会代表の下江秀雄さんは「他の障害者に比べ就労率が低い精神障害者。映画を通して市民の理解につながれば」と呼びかける。
会場は横須賀市文化会館大ホール。開演は午後1時半。参加費500円で全席自由。事前申し込み不要、希望者は直接会場へ。問合わせは同会水島さん$090・2402・1559
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