商業場面や民間など利用シーンが拡大しつつある小型の無人飛行機「ドローン」。横須賀市は専門部会を持つ「ヨコスカクリエイターズ事業協同組合」と災害時において、ドローンを活用した情報収集等に関する協定を今月23日に結んだ。被害状況の調査などを円滑にする目的で、自治体と事業者がドローンに関する協定を結ぶのは県内で初めてのことだという。
今回災害用に導入されるドローンは3機で、大きさは約60センチ。山間や高台、土砂崩れが起きそうな土地など、人が立ち入りにくい危険な場所にドローンを飛ばし、空撮による画像や動画の提供で市に協力していく。崩壊した建物の奥に入れるような小型サイズの導入も視野に入れる。
「山や坂が多い市内において、ドローンの存在は心強い」と吉田雄人市長。同協同組合の理事長を務める堂城川厚さんは「自分たちの技術で横須賀市に貢献できたら」と話した。
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