家庭や事業所で余っている食品を、食支援の必要な人につなげよう―。
7月16日(祝)に浦郷町のリサイクルプラザ「アイクル」で行われるアイクルフェアで、今回初めて「フードドライブ」が実施される。「食べ物の寄付を集める運動」という意味で、缶詰やカップ麺、インスタント・レトルト、乾麺、米などの未開封食品の持参を呼び掛けている。賞味期限が明記されており、現時点で2週間以上あるものが対象(包装破損品や生鮮食料品は不可)。受付は1階エントランスホールで、午前10時から午後3時。
「もったいない」つなぐ
市役所では年末に職員を対象にフードドライブを実施していたが、イベントでの呼び掛けは初めて。市は食品ロス削減の啓発に力を入れており、横須賀・横浜市内で活動する「NPO法人神奈川フードバンク・プラス」が協力する形となった。
当日、集まった食品は同法人を通して市内のひとり親家庭や生活困窮者、高齢者世帯のほか、子ども食堂などに配布する方向。多く買い置きしていた、食べきれず余りそう―といった商品を有効活用できる。本岡俊郎理事長は「支援を必要としている人への橋渡し。食品ロスの視点でも、フードドライブを上手に使ってほしい」と話している。当日のボランティアも募集中で、会場に午前9時半集合。
リサイクル楽しく学ぶ
ごみの減量化・資源化を学ぶ「アイクルフェア」。年3回の実施で、毎回3000人近くの来場がある。今回もリサイクル体験コーナー=写真=や分別クイズのほか、古本・古着物・古帯・古ジーンズ・がらくた市、リサイクル自転車のオークションなどが企画されている。再生家具の有償提供(入札)もある。
同館5階では、追浜に関する写真展と第三海堡パネル展も行う。追浜駅近くから会場までの無料臨時バスあり。イベント詳細は【電話】046・866・1196
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