鍼灸が認知症にもたらす影響についての市民公開講座が13日、ヴェルクよこすかで開かれた。講師に、学校法人後藤学園中医学研究所所長の兵頭明氏を迎え、同講座を主催した(一社)老人病研究会会長の川並汪一氏と、米が浜通にある中島内科クリニック院長の中島茂氏が司会を務めた。
兵頭氏はまず、認知症の発症が生活習慣病患者に多いことを説明し、その上で、鍼灸を用いた予防法を体質別に紹介。「鍼治療は患者自身の自然治癒力を高めるもの」と強調した。
後半では、実際に認知症患者が鍼治療を用いた効果や変化を、症例報告を示しながら解説。また、認知症予防や症状改善が期待される、脳の血流を促すツボを紹介し、参加者がその場で実践する場面もあった。
講座には約80人が参加し、兵頭氏の話に熱心に耳を傾けていた。
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