任期満了に伴う3月29日告示4月7日投開票の神奈川県議会選挙、4月14日告示21日投開票の横須賀市議会選挙の事前説明会が先月23日、市内で行われた。市議選に関しては、現職35・新人16の51陣営が出席した。
前回(2015年4月)の市議選には、定数41に54人が出馬。今回は、先の12月議会で議決した通り、議席1減の定数40で争われる。
先月23日にヴェルクよこすかで行われた事前説明会には、現職35人、新人16人の関係者が出席。届出手続きや公費負担、選挙公報など立候補に関わる事項について市選挙管理委員会担当者が説明した=写真。
現職40人のうち、矢島真知子氏・山口道夫氏・伊東雅之氏・伊藤順一氏・鈴木真智子氏の5人は引退を明らかにしており、35人が出馬の意思を固めている。新人の中には、すでに駅頭などで活動する立候補予定者もいる。現在、市議会は3月議会開会中のため、今月27日の本会議終了後、事実上の選挙戦がスタートする。
県議選 「無投票選挙」回避か
神奈川県議選の説明会には牧島功氏(自民党/8期)、竹内英明氏(自民党/6期)、大村博信氏(かながわ国民民主党、無所属クラブ/4期)、亀井貴嗣氏(公明党/3期)、井坂新哉氏(共産党/1期)の現職5人の関係者が顔を合わせた。この日の出席はなかったが、立憲民主党神奈川県連は先月25日、立候補予定者に新人の野田治美氏(秋谷在住)を公認。定数5に対して、無投票選挙は避けられた形になりそうだ。
モアーズに期日前投票所
今回から、若松町の横須賀モアーズシティ8階のパブリックスペースに期日前投票所が新設される。市内の公共施設以外への設置は初めてで、利便性と投票率向上の取り組みの一環。4月7日投開票の神奈川県知事選と県議選に関しては4月1日から6日、市議選は同月15日から20日の午前10時から午後7時半まで開設する。
市内では、すでに630カ所でポスター掲示板が設置されている。昨年12月時点の有権者数は34万5418人で、18歳以上に選挙権が引き下げられてから初の統一地方選となる。
前回(2015年4月)の県議選投票率は42・2%、市議選は46・59%、一昨年6月、市長選と同時に行われた市議補選は46・05%だった。
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