秋空の下、スポーツで交流―。マンションの大規模改修などを手掛ける株式会社富士防(岡田成煥社長)は今月4日、社員主催の「運動会」を初めて開催した。
「社内のコミュニケーションを深めたい」と企画、内容や用具など社員が一から準備。当日は家族も含めて約180人が参加した。「朝礼5分前」と題した作業着や安全帯の早着替え競争、大縄とび・綱引き・対抗リレーなどのプログラムで部署を超えた交流を楽しんだ。
組織を活性化
かつて”昭和”の時代には運動会を恒例行事としている企業も多かったが、景気低迷やコスト削減などの理由から姿を消した。それが近年、新たに取り組む・復活させる会社が増えているという。働き方の多様性が広がる中で、「社員同士の関わりを増やし、上下関係なくコミュニケーションをとれる場として活用する」―というもの。親睦だけではなく、組織の活性化やチームワーク向上という狙いもあると言われる。
同社では、社内での交流行事をいくつか設けているが、「創業30年を機に、新しい取り組みを」と運動会開催に至った。会場は森崎の本社からほど近い湘南学院のグラウンド。プログラム終了後は、全員で清掃にあたった。「地元企業として地域貢献になれば」と担当者は話している。
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