横須賀市は今月1日、くりはま花の国(神明町)にあるパークゴルフ場を6月22日で閉鎖すると、同園ホームページ内で発表した。この突然の知らせに利用者からは困惑の声が上がっている。
同所は1997年、隣接する東邦電線工業(株)が所有する1・1ヘクタールほどの敷地を市が無償で貸借してオープン。高齢者を中心に無理なく体を動かす生涯スポーツの場として、年間約1万千人に利用されてきた。
ただ今年に入り、同社が市に返還を打診。土地賃貸借契約満了に伴い、急遽閉鎖することが決定した。同地への工場設置などを理由としている。地盤調査のため施設は、今月19日まで休止となっており、入口付近には閉鎖を案内する貼紙が掲示されている。
友人と月2回のプレーを楽しみにしていたという鴨居在住の花本勝也さん(80)は「地域住民が交流する場を失うのは寂しい。せめて代替地を用意してから閉めてほしかった」と肩を落とす。
これを受け市公園管理課は「たくさんの人に利用されていることはよく理解している。これから代替地を探す方向で進めていく」という。
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