学校法人神奈川歯科大学(鹿島勇理事長)と学校法人横須賀学院(保々和宏理事長)は先月31日、教育提携に関する協定を結んだ。
どちらも稲岡町に校舎を構える教育機関。この協定により相互の教員交流や研修会を通じたスキルアップ、児童や学生には施設の相互利用が可能となり、授業を通じた交流が活発化する。6年前からは同大学と横須賀学院高校の間で教育連携を行ってきたが、今回の協定によって小学校や中学校、専門学校、大学院とも連携を行うことになった。
背景には昨年から続くコロナウイルスの感染拡大により教育現場でも学校行事や部活動の中止・延期、授業のオンライン化など教育の在り方が大きく変わったことにある。さらに少子高齢化が進む中で、相互の強みを生かした新たな学校教育の方向性を探る。具体的には同大学・専門学校への推薦制度の構築も予定されている。鹿島理事長は「校外連携の1歩も2歩も飛び越えた強い絆の教育連携に関する協定を締結できたことを大変うれしい」、保々理事長は「今後の良き交流(の実現)を祈る」と話した。
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