上町商店街から文化会館方面に向かう裏路地にひっそりと鎮座する深田台神明社で今月24日、同氏子会と同氏子会青年会による例大祭が最小限の人数で開かれた。この日に合わせて新調された奉納幕も初お披露目された。
コロナ禍で昨年は例大祭の実施そのものを見合わせたが、「祭りは地域と世代をつなぐ大切な伝統行事」と考える青年会の竹内恒明会長らが感染予防対策を講じながらできる範囲で行った。
昨年まで飾られていた奉納幕は、現社殿が1979年(昭和54年)に新築落成されたのに合わせて奉納されたもの。40年以上が経過し、色褪せや損傷が目立っていたことから新しく作り替えることを決めた。これに加えて、同地区には今年創業100周年を迎える祭礼衣装専門の「みどり屋呉服店」があり、祭りを取り巻く深刻な状況が続く中で、経済的苦境に置かれていることから青年会が応援の気持ちを込めて発注した。
奉納幕の寸法は縦90cm×横5・5m。初詣と夏の例大祭の時だけ奉納される。
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