奇怪なコスチュームを身にまとい、火バサミを手にしてクリーン活動に励む不思議な集団が6月18日、平成町のうみかぜ公園に現れた。
リサイクルアート作家の武器屋ゆうすけさん率いる「横須賀ジャンク」の面々。数人のメンバーが海岸ロードを歩きながら煙草の吸殻やペットボトル、使用済みマスクなどを次々と拾い集めていった。仮面のデザインは不気味だが、行いは善良そのもの。周囲の人たちはそのギャップに戸惑いつつも興味津々で眺めていた。
「仮面はゴミ箱、左右の手甲は捨てられた電子回路と断熱材で制作しており、コスプレ衣装の材料費はほぼ0円」とゆうすけさん。廃棄物を作品に生まれ変わらせることから「アップサイクルアート」とも呼ばれており、これを広めていきたい考えだ。浦郷町の廃棄物処理業者の坂庭資源開発と連携し、クリーン活動で集めたゴミを用いて作品づくりに挑戦するワークショップを計画。循環型社会の啓発を独自の手法で行っていく。
活動情報は「横須賀ジャンク」のツイッターで発信している。
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