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神歯大附属病院 「睡眠時無呼吸」は危険な病 認知症など合併症のリスク
睡眠時無呼吸症候群を単なる”いびき”と、軽く捉えている人は少なくないが、実は重要なリスクを秘めているという。
注意点と治療法について、専門外来を開設している神奈川歯科大学附属病院の有坂博史医師＝写真＝に聞いた。
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「（睡眠時無呼吸は）日常生活の質の低下や重大な交通事故を引き起こす原因となる」と有坂医師。さらに狭心症、心筋梗塞、心房細動などの不整脈、脳卒中、糖尿病など生命を脅かす重症疾患のリスクにつながるという。近年では、認知機能との関係もクローズアップされており、血管性認知症だけでなく、アルツハイマー型認知症、レビー小体型認知症の発症リスクが高まることも報告されている。
ただ、適切な治療を行えば、認知症の発症を数年から10年ほど遅らせることができると言われており、同院では認知症・高齢者総合内科（もの忘れ外来）と連携するなどして認知症の早期予防に努めている。
具体的な治療として、一泊入院による睡眠検査（ＰＳＧ検査）で、現在の状態を正しく評価・診断。重度の場合は鼻にマスクをつけて空気を送り込み上気道の閉塞を防ぐ「ＣＰＡＰ治療」を。軽度の場合はマウスピース型の口腔装置を装着しながら中・長期的な視点で治療を行っていく。
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こどもタウンニュース よこすか・みうら版9月6日 |
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