アニメ作品などの舞台やモデルとなったゆかりの地を「聖地」として認定する一般社団法人アニメツーリズム協会は、2023年版「訪れてみたい日本のアニメ聖地88」に釣りをテーマにした『スローループ』(横須賀市)を新規選定した。
全世界のアニメファンを対象にしたWeb投票の結果をもとに同協会などが選考を行い、毎年88作品を発表している。横須賀市が聖地認定を受けるのは3例目。過去には『艦隊これくしょん-艦これ-』『ハイスクール・フリート』の2作品が選ばれており、23年版ではこれらを含む3作品が顔を揃えた。
3月1日には、横須賀市役所で認定プレートの贈呈式が開かれた=写真。聖地の選考基準は、作品の知名度だけでなく、作品の権利者や当該自治体が一体となってファンを呼び込むための取り組みを行っていることがポイントとなる。『スローループ』は、市と民間事業者がつくる「サブカル活用推進委員会」が連携してグルメラリーや釣りの体験イベント、高校生とコラボした缶詰の販売などでファンを迎えたことが評価を受けた。
同協会の関係者は、「横須賀を舞台にした作品には、軍艦や艦船にまつわる物語が多いが、スローループは新しい切り口で地域の魅力発信に努めている」と話した。
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