日の出町で食品や日用品の量り売り店、エコルシェ横須賀を運営する「地球もわたしも元気になる合同会社」が、クラウドファンディングに挑戦している。テーマは「フードロス×ゼロウェイスト」。規格外の野菜や果物を扱うジューススタンド(キッチンカー)を立ち上げる計画で、賛同を募っている。
昨年3月にオープンした実店舗(エコルシェ)では「約1年経ち、量り売りという文化が少しずつ浸透してきたと思う」と代表社員の神馬彩夏さんと鈴木彩子さん。三浦半島地域の生産者とつながり、地元での環境の取り組みに関わる中で、「誰もがポジティブに環境問題に触れられる機会を増やしたい」という思いがさらに強まったという。
キッチンカーでの活動の狙いは「ごみを出さない(ゼロウェイスト)という視点をもっと広げるため」。野菜や果物に加えて、防カビ剤や防腐剤を不使用の規格外バランゴンバナナや地元の乳製品などを使って、季節の食材をジュースやスープにすることと、100%生分解性のカップ使用を掛け合わせて、"美味しく"環境を意識してもらう。マイボトルでも提供可能で、オーガニックのドライフルーツやエコ雑貨、日用品も販売していく。
シェア活用も視野
プレオープンは7月12日(水)、エコルシェ横須賀の駐車場(日の出町3の1)。以降は、週3回程度、三浦半島を中心に地域のマルシェやイベントなどに出向き、それ以外の日は、キッチンカーを使いたい人の「シェア活用」も受け入れる。
クラファンの目標金額は120万円で、「興味のなかった人もエコに目覚めて、地球も私もみんなも笑顔にしてくれる活動」「キッチンカーで私の街にも来て」など応援コメントも100件以上集まっており、「支援300人を目指して走り抜けたい」と神馬さん。
実施期間はごみゼロ(530)に掛けた5月30日(火)まで。活動詳細は「エコルシェ5302」ホームページへ。
横須賀・三浦版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|