横須賀市点字図書館と通信大手のKDDI(株)が協力し、視覚障がい者へ向けたスマートフォン教室を2月14日に開いた。自治体が推進するDXを通じたデジタルデバイド(情報格差)解消の支援に力を入れる同社の取り組みで、市内では4回目の開催。
この日は市民3人が参加し、同社から貸与されたスマホを使用。触れた部分の詳細を音声で案内する「画面読み上げ」や特定の言葉に反応し自動で起動する「音声アシスタント」といった機能を用いて、電話の応答やメッセージアプリで自身の位置情報を送信するなどの操作を体験した。
「ラジオを流して」。スマホに向かい話しかけると自動でアプリが起動。参加者の一人は「これでいつでもすぐにニュースが聞ける」と喜んだ。講師を務めた同社の佐藤律子さんは「地震などの災害時、音声を活用して情報収集にも役立ててほしい」と話した。
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