ヴェルニー公園内にある、よこすか近代遺産ミュージアム ティボディエ邸=写真=が、5月29日に開館3周年を迎えた。これを記念して、6月1日(土)・2日(日)に館内シアターの観覧料が無料になる特別企画を行う。
横須賀製鉄所の副首長を務めたフランス人技師ティボディエの官舎を再現した同館。もとは1869年、同製鉄所内(現在の米海軍基地)に建てられた西洋館で、2003年に解体されるまで本州最古級の平屋建て洋風建築物だった。
シアターではおよそ150年前の横須賀製鉄所の姿を3DCG映像で体感できる『横須賀造船所めぐり』、来航したペリー艦隊とその対応にあたった浦賀奉行所の中島三郎助の様子を描いた『黒船来航』を上映。午前10時から午後4時まで、30分ごとに上映され(約15分間)、内容は時間帯により異なる。各日午前9時から整理券を先着順で配布し、定員に達し次第終了する。
また、横須賀製鉄所で最初期に進水した船のひとつである軍艦「清輝」の模型も6月10日(月)まで限定で展示している。
入館無料、午前9時から午後5時。
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