横浜市を拠点とするプロバスケットボールBリーグ1部の横浜ビー・コルセアーズ(BC)に、横須賀市大滝町出身のナナーダニエル弾選手が新加入した。
ナナー選手は身長2m・体重110kgでパワーフォワードを務める”ビッグマン”。横須賀学院中高を卒業後、青山学院大学へ。その後沖縄や山形、北海道のチームでプレーを続けていた。
7月20日に行われた新体制発表記者会見で「地元横須賀でお世話になった人たちに全力でプレーする姿を見せられたら」と意気込みを語った。
リング破壊 溢れる力
高校時代、市内の体育館や横須賀学院のゴールリングをダンクシュートで壊した経験もあるなど、力強いプレーが魅力の選手。当時のことを「あまり覚えていないが派手に行きたかったんだと思う」と笑みをこぼし、「体を張ったディフェンスにも注目してほしい」と話した。
陸上競技からの転身
横須賀学院中2年の時に競技を開始。元は陸上部だったが、体育の授業で披露したダンクシュートがバスケットボール部顧問の上島由紀子教諭の目に留まり、バスケの道へ進んだ。周囲と比べると遅めのスタートだったが「持っている能力におごらず、素直に一生懸命に取り組む実直さが彼を急成長させた」と上島教諭は振り返る。
ナナー選手は会見後の個別取材で「横須賀で見てくれる子どもたちに夢を与えられるプレーがしたい」と話し、郷土愛をのぞかせた。
横須賀・三浦版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|