横須賀美術館(横須賀市鴨居4の1)では、秋谷在住の画家・新恵(しんえ)美佐子さん=人物風土記で紹介=の特集展示「新恵美佐子 祈りの花」が開催されている。横須賀市西部を拠点として活動する新恵さんは、日本とインドを行き来しながら作品制作に取り組む日本画家。墨の濃淡やにじみを多用し、立体的で奥行きのある画風が持ち味。今回は高さ3m以上の「祈りの花」「海の揺籃」などの大作をはじめ、新作8点を含む24点を展示する。
同館では1950年代に活躍した画家・芥川紗織(1924―66)の作品展示も開催中。染色や油彩をほぼ独学で習得した芥川。2〜3色の限られた色彩で、有機的なフォルムを組み合わせた画風が特徴で、41歳で死去した後に当時は少なかった前衛絵画の女性作家として知られるようになった。
両展示共通で観覧料380円、65歳以上280円、中学生以下無料。10月20日(日)まで。
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