記者が見た、聞いた、感じた、を伝える あっとほーむデスク 8月9日0:00更新
「日本とアメリカが戦争したんですか」。今号で取材した「なぎさ会」の村山さんが、ある学校へ講演に行った際に学生から投げかけられた言葉だそうです。戦争に関する記憶の風化は叫ばれて久しく、語り部として歴史を紡いできた一方での現状に危機感を募らせたのでしょう。「戦禍の記憶と正しい歴史を伝えねば」と、何度体を壊しても平和講演などの活動を加速させたといいます。
立ち返って自分の使命は何か。やはり紙面を通してリアルな”声”を世に残すこと。これを第一義に人の思いや声を拾い上げていきます。