横須賀市を拠点に活動する空手道場「真永館」に所属する小学生3選手が8月3日に日本武道館で行われた「全日本少年少女武道錬成大会(空手道の部)」で敢闘賞を獲得した。同館としての入賞は初といい、大会では選手らの奮闘ぶりが光った。
大会は小中学生の部門ごとに行い、同館の小野寺咲恵さん(公郷小6年)、青木智夏也さん(田浦小5年)、岡崎真翔さん(大津小5年)は小学5・6年の部Aブロックに団体で出場。59チームの同世代とブロックごとに日頃培った技術を競い合った。
予選に当たる形競技で同館はブロック3位の成績ながら1回目で22・30のポイントを記録。2回目では22・45の高得点で0・05ポイントの僅差で2位に滑り込み、決勝トーナメントに進出。組手競技の1試合目で清原空手道スポーツクラブBに2対1で逆転勝ちし、2試合目は一友会Bに0対3で敗れるも3位に相当する敢闘賞に輝いた。
組手で逆転劇を演じた小野寺さんは「3人でがんばった結果。勝ててうれしい」とほほ笑んだ。指導者の寺西弘祐さんは「重圧があったと思うが、日頃の努力の成果が気持ちに表れていた。3選手ともよくがんばった」とねぎらった。
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