横須賀市教育委員会は8月8日、定例会議を開き、来年4月に統合する2小学校の校名を決定した。田浦小と長浦小は「長浦小学校」に、走水小と馬堀小は「馬堀小学校」になる。学校施設は長浦小と馬堀小を利用する。
市教委によると、新校名は4月から6月にかけてそれぞれ公募し、児童や保護者、地域住民などから候補が寄せられた。
合同学校運営協議会が検討し、田浦・長浦小では、225件43候補の中から「アダムス」「按針」「田ノ浦」など6候補、走水・馬堀小では184件71候補から「シーサイド」「走馬」「明生」など17候補に絞り込んだ。同日の定例会議では候補ごとに提案理由が説明され、5人の教育委員による投票を実施。「長浦」と「馬堀」がそれぞれ過半数を占めた。
統合先の校名が存続する形になったため、校歌と校章も統合先の学校のものを踏襲する。市教委は新校名を盛り込んだ市立学校設置条例の改正案を市議会9月定例会に提出。議決を経て正式決定する。市教委では「学校の適正化や老朽化の課題にどう取り組んでいくか、地域の意見を聞きながら着実に進めていく」としている。
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