建設現場でも女性が活躍しています――。
首都圏を中心にマンションの大規模修繕を手掛ける(株)富士防(森崎)が9月7と8の両日、県庁で行われた催しで自社の取り組みをPRした。同社はかねて女性の視点を生かした現場施工に取り組んでおり、2019年と20年に県の「なでしこブランド」に選ばれている。
マンションの大規模修繕は住民が居住しながら行うため、安全や環境への配慮が不可欠。特に日中在宅するのは女性や子どもが多く、女性目線での現場管理の需要が高まっているという。
同社は社員の3割が女性といい、現場の事務所やトイレの清掃状況、現場作業員のあいさつや身だしなみが行き届いているかなどを点数化。女性社員が巡回し、確認する現地パトロールや女性が相談窓口となるコンシェルジュなどを創設した。いずれも好評という。
この日は同社社員らが来庁者に取り組みを紹介。同社常務取締役の岡田圭太さんは「住民皆様に寄り添うには女性の視点が欠かせない。女性が当たり前に活躍できる環境を作っていきたい」と話した。
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