「横須賀サブカル娘プロジェクト」と商店街がコラボレーション――。
衣笠仲通り商店街一角にある商業ビル「シルパティオ」の壁面にこのほど、サブカル娘の巨大なイラスト画がお目見えした。商店街のみならず街の魅力を広く発信したい考えで、関係者らは「衣笠が賑わうきっかけの一つに」と期待を寄せる。
壁画は縦約3m×横2m。プロジェクトキャラクターの海崎ランと秋庭クミ、猫のクロが「衣笠の街へようこそ!」のキャッチフレーズとともに街をPRしている。
同プロジェクトは2023年2月、横須賀市観光協会と市内の事業者などで作る「サブカル活用推進委員会」が地域活性化を目的に始めた。キャラクターデザインは横須賀が舞台の漫画「はいふり」の作者・阿部かなりさんが手掛けている。
ラッピングはビルの大規模修繕に合わせ、経営する第一ビルが「街の活性化に役立てたい」と実施。屋内には入居するドラッグストアと協働で新キャラクターのアンナ・C・カイバーンを含む等身大の3キャラクターも描いた。同社の掘川将史社長は「サブカル娘が商店街を行き交う高齢者と学生をつなぐ存在になってくれたら」と目を細める。同商店街では現在、サブカル娘オリジナルのクリアファイルやポストカードを進呈するキャンペーンを実施中。問い合わせは同商店街【電話】046・851・2310。
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